ガン×ソード』の漫画版が10月8日(うちの地域だと9日)に発売されるらしい。公式サイト(http://www.jvcmusic.co.jp/m-serve/gunsword/top.html)の表紙を見るとなんか普通に格好よくて同じチャンピオンコミックスだった『スクライド』や『舞−HiME』と比べてもアニメとの違いが少なく感じである(漫画版作画のひのき一志だけでなくキャラデザの木村貴宏も描いているのだから当然といえば当然か)。内容知ってた『舞−HiME』はともかく『スクライド』は当時チャンピオンを読んでなかったので表紙を見たときアニメとの違いにちょっと引いてしまって、たぶん黒田洋介が脚本じゃなかったら買ってなかったと思う。その点で『ガン×ソード』の漫画版はアニメのファンが表紙買いしやすくていい感じになっていると思う。
問題は中身なのだが。『スクライド』だって『舞−HiME』だってアニメと漫画の内容は違ったがそれぞれ面白かった。『スクライド』漫画版の初期は正直いまいちだとも思ったが三巻あたりから独特のノリに磨きがかかってきて勢いに任せてぶっ飛んで凄まじかった。けど、『ガン×ソード』の漫画はアニメと違うのはいいとして漫画としていまいちどころかこれが商業誌に載ってていいのかと疑問を挟みたくなるような出来。『スクライド』や『舞−HiME』だとアニメのファンの人に漫画をけなされるとむすっとするが『ガン×ソード』だとけなされてもしょうがないと納得しそうだし、むしろなかったことにしてもらっても何も困らんし。なんつーかスクライドアニメブックに載ってた倉田英之の小説*1のようないい加減なノリが一番近い気がする。それがだんだん癖になってくるような気もしないでもないが何も知らずに表紙買いすると絶対読んだ後ぼーぜんとすると思う。なので『武刃街』の漫画版みたいに警告を促す(?)帯は必須じゃないかと。

そうはいっても
俺はなんか買いそうです『ガン×ソード

*1:小説といっていいかどうかも分からん妄想垂れ流し文だがあれはあれでファンブックの数ページだったので結構好きだったがあれだけで単行本になってたら本投げつけたと思う