紙の本と電子書籍についての思ったこと

最近、この前の震災をきっかけにして紙の本と電子書籍のメリットとデメリットって表裏一体なんだなあと強く思うようになった。
紙の本のメリットは、本そのものさえあれば他に何も必要としないってところで、例えば電気が通ってなかろうが不足していようがそのあたりのことを気にせずに読むことができる。逆にデメリットも本そのものが必要となることで、新しく本を入手しようと思えば、製造から物流に至る影響を受けてしまう。ことにそれは紙不足で生産できなかったり、製造、物流ラインが物理的に機能していない場合入手できない。
対して電子書籍のメリットは、電気とネットワークと端末さえあれば他の物理的な制約を一切受けずに本を入手できるっていうことで、物流は滞っているが通信は生きている場合に他を圧迫することなく娯楽を届けられるという利点がある。デメリットは電気とネットワークが生きていなければかなりの制約を受けてしまう。特に電気がない場合、まともに本を読むことすら困難となる。
という風に紙の本と電子書籍、両方とも状況によってその特徴がメリットにもデメリットにもなるわけだけど、紙不足ってのはかなり深刻だよなあ。なのでそろそろ電子書籍用の端末を買おうかしらとか思ったり。携帯で本を読むのはしんどいしね。