『交響詩篇エウレカセブン２』

交響詩篇エウレカセブン(2) (カドカワコミックスAエース)

漫画版エウレカの二巻目。ホランドの目的が語られたりレントンが真っ直ぐだったりとストーリー、キャラクターともにスマートに纏まっていて非常に面白いっす。後基本設定はアニメに準じながらも独自の展開になっているところもいい。最初はどうせタイアップでしょってかんじでなめてかかってたけどこれがどうしてへたすりゃアニメよりも面白いかも。いや、アニメはアニメでここ数週間の鬱屈した展開はちょっとつらかったけどそれはそれで楽しんでたけど。本巻の見所は、コーラリアンの中にエウレカとアネモネが捕らわれるんだけどそれに対するレントンかな。レントンはエウレカがコーラリアンの中に捕らわれたときとにかくエウレカを助けたい一心で中に突入したのよ。コーラリアンの執拗な精神攻撃に耐えてエウレカと繋がった瞬間は屈指の名シーンだと思う。まあ、そんなレントンもホランドとレントンの親父との関係が明かされて次巻では波乱がありそうだけれど。
あ、そうそうドミニクは巻末漫画まで含めて（というか巻末が一番）可哀想でした（笑）。