機動戦士ΖガンダムⅢ星の鼓動は愛

と言うわけで観てきました、劇場版Ζ最終作。
本編が流れる前に予告編が当然流れたわけだけど、その中にゲド戦記があったのよ。予告編を見る限りタイトルロゴから何から何までどっからどう見てもジブリって感じになっていてちょっと微笑ましかった(笑)。背景の書き込みが凄くてそれ見るだけでも楽しめそうな感じ。肝心の映画の出来はどうだか分からないけど。何せ宮崎吾朗第一回監督作品だからなあ……第二回があるかどうかも怪しいし。そんなことより個人的に一番興味を惹かれたのが音楽が寺嶋民哉さんだったこと。寺嶋民哉って、もしかしてあのRailway Storyの寺嶋民哉っすか！Railway Storyの曲が好きな自分としてはこれだけで興味がちょっと出てきた。
で、Ζガンダム本編なんですが、結論から言うとすんげえ面白かった。ラストギリギリまではいろいろ変更点はあるものの大筋はテレビ版と同じなんだけど、流石に誰も知らないラストというだけあってラストの変わりっぷりはテレビ版を知るものには衝撃的。ネタばれになるので多くは語らないけどこのままじゃΖΖどころか逆襲のシャアにも繋がらないんじゃないのかって思えることとサエグサさんが……ってのが大きなポイントかな。
新規のアクションシーンではコロニーレーザー内での戦闘が凄まじい。特にΖがビームサーベル回転させながらぶん投げてビーム弾いたところはスピード感も相成って今作ってかガンダムシリーズ通してでもMS戦屈指の名シーンと個人的に断定。いや、もうあれを見るためだけでも劇場に足を運ぶ価値あるよ、Ζ好きなら。
あと見所といえば檜山声のグラサン掛けたラーディッシュクルーがいい味出してて個人的にツボでした、うん。
吃驚したのがサラの中の人上手くなってるなあ、全然気にならないよとか思いながら観てたら声優が変わっていたことか。よっぽど不評だったんだろうなあ……。
不満があるとするとガクトのエンディングテーマが全然合ってなくて余韻をちょっと壊しかねないところか。前２作はすげえ良かったんだけどね、ガクト。
と言うわけで劇場版Ζガンダムは大変楽しめた作品でした。これまで劇場版Ζを観てなかった人にも結末を見届けるって意味でかなりお薦め。MS戦観てるだけでも楽しめるし。