週刊少年ジャンプ20号

「HTX7」(ヘッドホン/松下電器)

今週のジャンプ裏表紙はヘッドホンのHTX7。オシャレな高音質、デビューだそうです。確かにヘッドホンとしてはオシャレかも。


今更こんな事言うのも何だけど、今週のツギハギ漂流作家、あれは一体何なんだ。
唐突にヒットとかスマッシュとか言う設定が出てきたと思ったら、骨使いと軍配使いをえらい目に遭わせた米の人が使っている技がヒットで、それをいきなり主人公がスマッシュ使って打ち破るってどういう展開だよ。ブリーチで例えるなら一護が始解飛ばしていきなり卍解する様な超展開じゃないか。というかブリーチで例えるなって感じかもしれないけど。
それまでろくに戦ってない主人公がいきなり超強かったとか言われても正直カタルシスも何にもない。これまで散々やばくて強い奴と描写されてきた米使う奴は、結局主人公の強さを演出するためだけの噛ませ犬って訳だったのね。せめてもう少し苦戦でもすりゃマシだったのかもしれないけど、いきなり扱えるものもそう多くない卍解ならぬスマッシュを放ったとあってはそれも望みようがない。骨の人と軍配の人は回想シーンまで挿入されたのに単なる主人公の強さを引き立てるだけの踏み台になっちゃったし。一体何なんだろうツギハギ。


アイシールド21、雪光さんが泥門初タッチダウンを決めて面白くなってきた。阿含や一休という天才相手に見事に競り勝つという展開は、一見単なるご都合主義な展開のようにも見えるけど、雪光さんは考えてみたらあのデスマーチを最後まで完走した訳で、それくらいの底力はあっておかしくないんだよね。何もしなかったから何もできなかった…!!って言葉は重い。次はヒル魔のもう一つのビックリ芸がみられる様で、神龍寺相手にこれから泥門がどう反撃していくのかが非常に楽しみ。