週刊少年チャンピオン新年6号

相変わらずナンバMG5はおもしろいなあ。クラスメイトにいじめられてる関口に、見かねた剛が安易に助け船を出してたんじゃ結局ナンバの力に頼っただけで関口にとっては何も解決しないと思ってただけに、剛の申し出を断って一人クラスメイトに向かいカツアゲを拒否したという展開がかなり良かった。まあ、この関口のクラスメイト、金で不良雇って関口をボコってその姿を撮るような筋金入りのゲスだった訳だけど。心配で駆けつけた剛が来田頃にはもう関口の体はぼろぼろで見るに堪えなかった状態で痛々しかった。けど、お前らの言うこと何か聞かないって言えたと剛に言った時の関口はそんなボロボロの状態でありながらもの凄く強く見えたわけで、もうゲスのクラスメイトに心が負ける事はないと確信できた。
さすがにここまで友達、しかも恩人がぼこぼこにされて黙ってみている剛じゃないって事で怒りを露わにして次週に続くってことで今後の展開が非常に楽しみ。関口の成長を描いて読者とも怒りを共有させた上で剛を出張らせたのは、やっぱり上手い展開だと思う。イジメって単に正義の味方が出てきて相手をぼこぼこにしたら解決なんて言う単純な問題じゃないだけに、漫画とはいえ相手をぼこりに行くという展開に持っていって読者を楽しませるのは中々難しいからなあ。


範馬刃牙、扉の煽りにはオリバVSゲバル戦最高潮!!その時、刃牙が動く…ッッ!とあったけど、今週の刃牙って驚いてただけじゃん(笑)。オリバ対ゲバルは、ゲバルが何だかもの凄く強そうな必殺技を繰り出してきてそろそろ決着がつきそうな感じ、というかいい加減決着ついてくれ。


みどろさんは、何かラーフラさんと仲良さそうでほのぼのしたしその後のサナギさんでもほのぼのして正月早々なんか気持ちが良くて、かるたは女の子ばっかりに囲まれた車内で何が不満なんだ羨ましいぞコンチクショーって感じでイッシンはちょっと捻った夢オチでチャンピオンやっぱり面白いと思った新年一発目。あと椿ナイトクラブの単行本第2巻発売記念賀正センターカラーは、他誌だと単なる枕言葉みたいなものだけど秋田書店だとほんとに単行本2巻発売って記念すべき事だから困る(笑)。