週刊少年ジャンプ06・07号

今年最初のジャンプはONE PIECEが熱い!CP7編終わった辺りから加速度的にテンションが上がってきてそれが年明けても続いていて読んでて非常に楽しい。四十四巻とか単行本出るくらい長期連載なのにまだ風呂敷広げて話を盛り上げられるなんてほんと凄いよ。
今週のサブタイトルは火拳VS黒ひげということで数話前に展開があったエースと黒ひげがついにまみえるのかと思ったら、まずは世界政府に宣戦布告したことで今もっとも話題の海賊団となって全世界に手配書が廻ったルフィ海賊団のメンバー達の活躍を故郷の人たちが喜ぶというシーンから始まって、懐かしい面々がそれぞれの思いを語っていていい感じ。特にナミの所のゲンさんの、ナミの手配書が淫らでけしからんとか口では言いながらその写真に見せる笑顔に誰よりも嬉しく思っている所にじーんときた。なんというかルフィ海賊団メンバー全員に言えることだけど、手配書が元気でやってるって言う便りになっているのが面白い所。普通は世界政府に喧嘩売るとか心配しそうな所だけど、そこはやっぱり故郷の人たちもいろんな意味で信頼しているのだろうな。
で、最後にドラゴンが出てきてちょっと意味深な事を言ったら、いきなり三日ほど時を遡られて、遂にエースと黒ひげ登場。そして黒ひげが白ひげの船に乗ったのは、お目当ての悪魔の実が転がり込んでくる可能性が一番高かったからで、仲間を殺したのはお目当ての実をそいつが見つけたから奪ったということが黒ひげの口から明かされる。その能力とは「闇」!具体的な能力については次回以降に明かされるんだろうけど、黒ひげがルフィ海賊団に目をつけてぶち殺して世界政府への手みやげにするとかいっているあたりルフィ達と黒ひげが割と近い内にまみえるのは必至っぽいし、シャンクスすらエースと黒ひげを戦わせるなといったり、黒ひげが探し求め最強だと言った「闇」の実の能力がはったりとは思えないし、どう考えてもエースがかませ犬っていう展開しか思いつかないんだけどどうしよう。まあ、どこからか横やりが入って戦闘は中断って可能性もなくはないけどこのまま戦うっていう展開だとエースに勝ち目はないよなあ。問題は生き残れるかどうかだ。


今週もテニスの王子様飛ばしてるなあ

波動球を無効化すらする石田にタカさんは血まみれになりながらもそれでも自分にはただパワーしかないと回想シーンまで挿入してただひたすらに波動球を放つ!そんなタカさんの心意気にに心を打たれた石田はついにタカさんに対して力勝負を受けて立つ。正直そのまま波動球を無効化してればほぼ間違いなく勝てたのにと思わなくもないが、それはそれ、戦士の命がけの戦いには全力で受けて立つのが戦士の礼儀ってものだ、ということなのだろう。今回の石田の心意気をスポーツマンシップとは呼びたくない、いろんな意味であれはスポーツマンシップとは別物だよなあ。
そして全力を以て倒すと決意した石田が波動球のレベルをどんどん上げていきどんどん客席に吹っ飛ぶタカさん。どうやら波動球の威力を上げるごとに吹っ飛ぶポイントも高くなるようで弐拾参式では遂に観客席の一番上まで吹っ飛んでしまう。さすがに為すがままにされたタカさんの心に芽生えるあきらめ……しかしそんなタカさんを救ったのは(文字通り客席に激突する前に)何と阿久津だった!!そして旧友の死線に突如現れた阿久津!!という格好いい煽りがついて続く。うーん、旧友のピンチに駆けつけるという王道な展開に痺れたぜ。何というかこのまま阿久津と二人で石田に挑んでも全く違和感がない気がするってのが凄い(笑)。ここからタカさんの逆転劇が始まるのか、それとも一歩及ばずに敗れ去るのか。どちらにせよタカさんがこのまま石田に為す術なく負けるとは思えない。けど、何か試合終わったあと命が燃え尽きそうなのが……。さてどうなるやら。