『舞−乙HiME』一巻
- 作者: 樋口達人,吉野弘幸,佐藤健悦
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/11/08
- メディア: コミック
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冒頭からマシロ様暗殺なんていう衝撃的な展開から始まるこの漫画は、舞台が乙HiME養成機関であるガルデローベ、つまりは女子校であることからいろんな意味で衝撃的な展開のオンパレード。なのであるが、普通にいじめられっ子で自分に自信のない主人公の少年がいろんな人々との出会いと経験によって一人前に成長していくというきわめて王道な少年漫画でもある。前作からの流れもあってか作者もこなれてきてメディアミックスとかエロ抜きでも純粋に面白い漫画になっていると思う。まあ、なんだかんだいってもこの作品の最大の魅力はマシロくんなんだけど。
混乱を避けるためにマシロ様が暗殺されたことを秘匿するため、マシロ様の影武者をたてることになり、その影武者こそが本作の主人公マシロくんであるが、よく男に女装させて影武者にするとか考えたな、偉い人。成長したらどうするつもりなんだろ?まあ、最初こそマシロが女装って設定にとまどったけど、いつの間にか見事にはまってた。女の子っぽいかわいさに年相応の妄想と、何故かしらんが個人的に漫画版最萌えキャラになってしまった。ああ駄目人間。恐るべし。あと、連載時はそこまで思ってなかったけど改めてコミックス読むとアリカも結構可愛く思えてきた。結構ユルユルだけどけなげな所が、なんかいいなあと。