ガンソード、AT−Xにて最終回放送終了ー。

何かもう最高に馬鹿で格好良くて気持ちのいいアニメでした。
今までほとんど面識がなかったから仕方がないのだがあの状況で自己紹介するカルロス爺さんに爆笑。三話観終わった時はてっきりそのまま死んじゃったのかと思っただけにラストでの活躍は燃えた燃えた。活躍っていっても他の連中に喝をいれただけだけど。
ほんとエルドラは格好いいわ。一見パロディっぽいんだけどその実年をとった元ヒーローというのを大まじめに描いたらああなった感じ。主役にはもうなれないけど後進を導きサポートすることでヒーローとして再び輝いてる様が良かった。
あとユキコさん。ラストでジョシュアと妙に仲良くなってたみたいだけどあれからどうなったんだろうね。ジョシュアは最初はいい奴なのはわかるがうざいキャラだったけど終盤化けたなー。レイ絡みの話はほんと格好良かった。
ヴァンは最終回近くのミハエル、かぎ爪戦にて全然かみ合ってない会話をしながら戦ってたのが印象的。いくら馬鹿だからってここまで人の話を聞こうともしない馬鹿はなかなかいないんで観ていてすがすがしい気分にさえなった。ヴァンにとってはかぎ爪を殺し復讐を遂げる事が目的のすべてで彼らの理屈など聞く耳持つ必要がなかったからこそ何だろうけど。
予告のウェンディの語りからそうなんだろうとは思っていたけど、ラストでこれまでのエピソードがすべて回想だったことが明かされた訳だけど、実はナレーターが取材で関係者に聞き取りに来ていた記者だったんだって所には意表を突かれた。
そして最後にたまたまウェンディの所に彷徨って現れるヴァン。なんて感動的なシーンなんだろう。でも、ラストで一番印象的だったのは無茶苦茶大きくなってたカメオなんだけどね。
なんだ、アレは?まるで漫画版から抜け出した様な大きさで吃驚。もしかしたら漫画版へのオマージュだったりするんかな?あのカメオがウェンディの生活費を稼ぐためにアルバイトしてたりしてね。