2009年開始の原作物のテレビアニメを出版社で並べてみた
ふと思い立って、今年始まったテレビアニメを原作出版社を基準に簡単に表にしてみました。
もしかしたら、漏れ、表記ミス等があるかもしれませんがその辺はご容赦ください。
表について
今回の表では、あくまで原作物に限ります。なので、製作やコミカライズ等に出版社が関わっている作品であっても原作ではない物に関しては掲載していません。また、ゲーム原作も外しました(最初はゲーム原作とかも入れて広く原作付きってことでやろうかと思ってたけど、「たまごっち!」とかどう分類しようとかややこしいのが出てきたので今回はパス)。
また、あくまでシリーズ物のテレビアニメのみを対象とし、単発の作品やネット限定配信の物は外しました。
年をまたがない分割2クール物(「アスラクライン」や「夏のあらし!」等)は、一本としてまとめました。
あと、「青い文学シリーズ」は、一応企画としては集英社文庫発なんですが、まあ特定の出版社とかレーベルを原作というのもアレなので、今回は外しました。公式サイトのスタッフクレジットには特に集英社文庫の表記もなかったし。
以下が今回作成した表です。
んで、2本以上アニメ化したところを出版社別に数を数えてみるとこんな感じになりました。
スクエニ | 7 |
メディアファクトリー | 4 |
角川 | 4 |
富士見 | 3 |
AMW | 4 |
講談社 | 11 |
集英社 | 11 |
小学館 | 7 |
白泉社 | 2 |
太田出版 | 2 |
芳文社 | 3 |
講談社と集英社が11本で同率首位。さすがは大手出版社だわ。ただ、一ツ橋グループでまとめた場合、その数は圧倒的だったりします。
他には、スクエニが7本と多かったり、太田出版が2本と意外と健闘している野が印象的です。角川もグループだと結構多いんだよな。
次は掲載紙別に並べたものがこの表になります。*3。
ヤングガンガン | 3 |
週刊少年マガジン | 3 |
週刊少年サンデー | 3*4 |
月刊少年ガンガン | 2 |
コミックアライブ | 2 |
モーニング | 2 |
週刊ヤングマガジン | 2 |
掲載紙別だと、サンデーマガジンに並んでヤングガンガンが3本で同率トップというのが意外な結果かも(ちなみに、もし「犬夜叉」をカウントしたなら4本でサンデーがトップ)。更に来年は「はなまる幼稚園」やら「荒川アンダーザブリッジ」やら「ワーキング」やらが控えているわけで、恐るべしヤングガンガン。
他にはメジャー誌に混じって健闘しているアライブも中々目を見張ります。「まりあ†ほりっく」面白いよね!。
ちなみに週刊少年ジャンプ連載中作品のテレビアニメ化はゼロ。もっとも、今でさえ「ワンピース」他主力連載陣が軒並み長期アニメシリーズになっている上に来年は決まっているだけでも「ぬらりひょんの孫」と「バクマン。」が控えているジャンプは化け物なんだけど。
富士見ファンタジア文庫 | 3 |
電撃文庫 | 3 |
スーパーダッシュ文庫 | 3 |
MF文庫J | 2 |
GA文庫 | 1 |
角川スニーカー文庫 | 1 |
コバルト文庫 | 1 |
電撃が印象よりも少なくてびっくりしました。まあ、去年から継続の「とらドラ!」と「禁書目録」があったり禁書外伝の「超電磁砲」があったりしたから多く感じていたのかな。更に意外なことに(?)その中で新規シリーズは「アスラクライン」だけなのなー。
他には富士見とスーパーダッシュが電撃とならんで多かったり。特にスーパーダッシュ文庫のアニメ化攻勢は目を見張る物があります。出来はともかく。
まとめ、というか感想
今回の表を作るに当たり、今年始まったテレビアニメを調べていたのだけど、印象よりも遥に多くて苦労しました。初めて見るタイトルも多く、そういうのを目にする度に一応ぐぐってみたりして大変でした。早朝とかの5分番組とかまでチェックしきれないしなあ。
こうして表にしてみると、やっぱり大手出版社ってのはアニメ化した作品も多いことが改めて浮き彫りになったなあと思います。その中でマイナーどころが頑張ってたりもして色々と面白かったです。
あと、今年始まった芳文社の4コマは全部掲載紙違うのね。きらら系列は多いとは聞いていたけどまさかこれほどとは。つーか「GA」はコミックス買ったのに掲載紙を特に気にしていなかった自分にびっくりだ(笑)。