とある科学の博物館(ミュージアム)

お正月なので、上野に行ってきやした。
まず行ったのが、下町風俗資料館
ここは、明治・大正、そして昭和初期の風俗や文化を展示している台東区立の資料館で、一階に当時の暮らしを再現したセットが、二階には各種資料が展示してあります。
一階のセットは、狭い中に駄菓子屋や家屋なんかがあって、その手のものが好きな人にはたまりません。靴を脱げば中に入ってぺたぺた触ることもできて非常に楽しい。
二階には、銭湯やカフェ、昭和三十年代くらいの居間を再現したセットもあったのだけど、個人的に興味をもったのが、当時の各種様々な資料。チラシやら小道具やら地図やら写真やらがあってかなり気持ちが高揚しました。こういう当時使っていた何気ないものっていいよね。
あと戦時中のポスターとか寄せ書きなんかも少しあって、色々考えさせられたりもしたり。自筆の寄せ書きって戦争を考える上で良い(って言っていいのかわかんないけど)教材だよなあと思った。実際基本的なメンタリティ自体は現代人とそう変わらないってのが肌で感じられて、だからこそ悲劇であることがより理解できる訳だし。
まあ、そんな感じの下町風俗資料館ですが、比較的小さい資料館ですが中身を考えるとこれで入館料大人300円は結構お得って感じでお薦めです。

その後は、不忍池をぐるりと回りながら散策して、その後国立科学博物館へレッツらゴー。
まず、真っ先に国立科学博物館が誇る360°スクリーンの映像施設、シアター36○を観に行きました。
とりあえず観た感想。
科学凄ぇ!
立体感のある恐竜が迫ってきたり宇宙が出来たり、虚像であるにもかかわらずまるでそこに存在しているかのような迫力に、動いているのは映像のはずなのにまるで自分たちが移動しているかのような浮遊感。ほんとにこんなもの作るなんて科学の力は凄いや!これでガンダムの映像とか作ったら途轍もなく面白い物が出来るだろうなーとか思わず考えてしまったよ。
その後、色々回ってはみたものの入った時間が遅くてあまり回れませんでした。けれど零式艦上戦闘機真空管式のコンピュータやら見られて結構満足しました。戦争はごめんだがゼロ戦はかっけーよな、やっぱり。他にも実際に実験が出来る設備とかもあったりして非常に楽しかった。
しかもここ、入館料が600円なのね。シアター36○観るだけで間違いなく元が取れるという親切価格、さすがは国立。やっぱ科学凄ぇ。
というわけでこちらの国立科学博物館、マジでお薦め。全部見て回るには一日くらい必要かも。