週刊少年チャンピオン6号の感想

今週のチャンピオンにはバキのカレンダーがついてるよ!
丁度カレンダーが欲しかったのでこれはかなり嬉しいぜ。
というわけで今部屋には愚地独歩さんのご尊顔が飾られてますですよ。

というわけで今週のチャンピオンの感想をいくつか。

ケルベロス

今週から始まったジョギリ屋ジョーの人の新連載。
絵は独特の癖があってそれほど洗練されていない感はあるけどそれが妙な味を出していてはまってしまう作品。
主人公は、誰かが助かる為なら負けても構わないと思っている少年で、そのために常に傷ついている。けれど、それは弱さからの負け惜しみとかでなく本心からそう思っている為に読んでいてストレスがたまらないのがいいね。実際人間ではない化け物が現れたとき、ここで負けたら幼なじみが救えないという状況では迷わず化け物に立ち向かっているしこういう主人公は好感が持てた。
そしてラストで何かと契約し「墓守」となって化け物と戦う力を手に入れたのだけど、その時もリスクやなんやらを後回しにするなど、そのまっすぐさが良かったですよ。
次が気になるいい一話でした。

弱虫ペダル

前回の引きで、遂に東堂の挑発に乗って勝負をするのかと思った巻島先輩。けれど先輩はすんでの所で踏みとどまった。そして東堂は、今の総北にクライマーが巻島先輩一人しかいないことを聞かされて慟哭する。たぶんそれは、巻島先輩と勝負出来ない悔しさと、クライマーをそろえられなかった憤り、そしてクライマー一人の状態で勝負出来るわけがないのに巻島先輩を執拗に挑発した自分への憤り、それらの感情が入り交じった魂の叫びだったのだろう。何というか、読んでいてもの凄く辛かったよ。
けれど巻島先輩は勝負を決して諦めているわけではない、必ず後ろから来ることを信じてギアを変えて待っているのだ。だから早く来い坂道!ていうかいつの間にかあと38人かよ。

ドカベンスーパースターズ編

山田を巡るまさかのトライアングラーとは恐れ入ったぜ!大友剣と立花光はどういう関係なんだ。少なくともメールの文面見る限り付き合っている訳ではないようだけど。
しかし、そんなことより今週の最後のページの柱煽り見て山田と彩子との関係がまだ続いているらしいことにびっくりした。いや、てっきり自然になかったことになったもんだとばかり……。

ギャンブルフィッシュ

準決勝はここに来て麻雀。しかしそこはギャンブルフィッシュ、チェンジ牌なるものが加えられた変則的な麻雀になってしまった。チェンジ牌はあのオマハ大統領の顔がくっついた牌で、ツモると好きな相手と席順だけをチェンジ、つまり点棒やら手牌は移動しないという恐るべきもの。チェンジはツモった時だけではなく、好きなときに使っていいししなくてもいい。ただし捨てた場合はトランプのジョーカーの如くオールマイティな牌として利用できるという。何か凄く面白そうだなそのルール。まあ、麻雀なんてゲームでコンピュータ相手に少しくらいしかしたことないけど。もっとも、咲を観るまでは麻雀のルールすら知らなかったんだから大した進歩だ。そしてありがとう咲。
それはともかく、余興としてコスプレさせられて命も賭けさせられたエミリー達がヤバイ。それぞれセーラー服とか体操服にブルマとか学生なのに女教師とかの格好をさせられているのだけど、どこの風俗だよ!とか思ってしまった。そしたら実際に「五反田のイメクラじゃないのか〜ッ!!」って台詞があって笑ってしまった。放課後セーラーエンジェルとかどんだけ親父センスだよ!今更だが、ほんとこれ少年誌か?


今週はまあそんな感じ。感想は書いてないけど他の連載も面白かったっすよ。後じゃのめが急展開すぎてもうすぐ終わりそうな気がしてガクブルしてます。新連載攻勢やってるしなあ……。それとテンマの親父の声が藤原啓治の声で再生されてしまうのは俺だけでしょうか?