週刊少年チャンピオン13号の感想

今週は遂に巻島VS東堂のクライマー対決が決着な「弱虫ペダル」が面白かった。坂道の落車があってベストな状況とはいえなかったかもしれないけれど、それでも互いに全力を出し切ってさらに絞りきった戦いはただただ美しい。ここまで来ると一読者としては結果はどうでもよくなるとか言いたくもなってたけど、それでも勝者が空を仰ぎ敗者が地面に伏す絵は勝敗という残酷な結果を突きつける。ま、だからこそその後のライバル同士の称え合いがより栄えるんだけど。

先週から始まった「はみどる!」は、何か妙に俺の琴線に触れてこまる。基本的に下らないコメディなんだけど、売れないアイドルが羞恥にまみれながら仕事を頑張るっていうシチュエーションって好きなんだよぉぉぉ……あ、あくまで18禁に鳴らない程度の健全なエロさの話ね。

そして今週は「AL」「釣り屋ナガレ」のまさかの土佐弁コンボがツボに嵌った。何となく前々からやりたかったけどナガレがお嬢編になっちゃったからやる機会なかったけど今週高知編に戻ったからやっと出来たぜこの掲載順っていう編集の遊び午心がひしひしと伝わってきた。いやあ、「龍馬伝」もあるし今年は土佐弁ブームくるかなあ。実はあんまり見てないけど「龍馬伝」。それはそうとコーイチ兄ちゃんが準レギュラーになっちゃった。まあ無理矢理釣りに誘われても満更でもなさそうだし微笑ましくていいな、うん。

さてラストを飾るはお馴染み「木曜日のフルット」。欄外のこの作品はフィクションであり……って所で毎週遊んでいるのだけれど、今週は爆笑した。「真っ赤なハートは幸せの証!熟れたてフレッシュ」と言えばキュアパッションですがって、ですがじゃねーよ!
まさかこんな所を攻めてくるとは思わなかったんで、完全に不意打ちが決まって俺轟沈って感じでした。あと関係ないけど「ハートキャッチプリキュア」のキュアマリンがウザかわいすぎてたまりませんです。
それはさておき「フルット」の方はフルットと鯨井先輩の互いを思いやる気持ちが強く感じられて良い話でした。いや、ちゃんとオチはついてるけどね。そして100円玉を拾おうとする鯨井先輩がかわいかったです、まる