週刊少年チャンピオン41号

今週のチャンピオンは、もうほんといろんなところが濃くてお腹いっぱいで大満足!
まず表紙からしギャンブルフィッシュで飛ばしているけど、それ以上にギャンブルフィッシュにちなんだ巻頭特集がやたら濃かった。
実在の女性勝負師のグラビアと伝説的なギャンブラーの特集とか、もうこれ少年誌の記事じゃねーよ(笑)。まあ、ページは少ないけど読み応えはあって面白かったけどね、ギャンブラー特集。
そして、ギャンブルフィッシュ本編は、学園中が恐れおののく阿鼻谷ゼミが杜夢に牙をむく、という非常に燃える展開。これまで戦った月夜野や朝比奈がなんだかんだいっていい子だっただけに、どうみても一線越えちゃってそうな阿鼻谷ゼミの面々がどんな卑劣な手を使って杜夢に戦いを挑むのか楽しみだ。すでに団体戦で挑むあたりなかなかの策士だし。
しかし、阿鼻谷先生が自分は鬼ではないとかいってたけど、かつて教師キャラの言葉でこれほどまでに説得力の欠片もない言葉があっただろうか。
とか思ったらすぐ後ろに説得力どころか嘘ばかりつきまくる教師がいたよ(笑)。


そんなわけで24のひとみはまんがの後に重大発表ありとかあって一体どんな発表かと思っていたら、まさかのTVドラマ化でほんとに吃驚した。しかも1話90秒で全80話って、一体どんな放送形態だよ!


来週最終回らしいピクルは、人類の宝だからと殺しちゃなんねぇ令が出されてパワードスーツ対ピクルくんの時代を賭けた戦いが始まりそうでちょっとわくわく。この展開をあと二週くらい早くやってればもっと面白くなったものをと思わないでもないけど、まあいいじゃないか。しかし二年半も日常生活を中で過ごさなきゃ扱えないようなパワードスーツを実戦配備してもまともに運用できるような気がしないんだけど、まあ、あの中の人はあくまでテストなのかも。


ナンバMG5は、剛を追っかけて後輩の鉄が市松に入学してきて……という話。剛のついた嘘によって鉄が振り回されて少なからず傷ついてこれからさらに傷つくかもしれないのに本当の事を鉄に告げず、剛の口からけじめを付けさせようとした伍代の友情に感動。伍代自身も、何も知らずに空回りしている鉄の姿を見るのはつらかったろうになあ。


そして今週一番インパクトがあったのがストライプブルー。モエ〜モエ〜と迫る肝尾先輩に花ちゃんの貞操がピンチ!そこに現れた二年生達が花ちゃんを助け、何かしでかしてないかと肝尾先輩を問いつめる為に花ちゃんを連れて喫茶店へ行くことに。喫茶店でも肝尾先輩はキモっぷりを発揮し、先輩達は最初それをたしなめるようなそぶりを見せていたものの、だんだん様子がおかしくなって「高校野球は…………先輩の命令は絶対だぞ……モエ」という肝尾先輩の言葉に他の先輩達が同意したあたりでおかしさ最高潮。花ちゃんがとまどったところで、ここでネタ晴らし。実は肝尾先輩はキモオタの真似をしていただけで、花ちゃん歓迎コンパの為のどっきりだったのでした。これには読者も苦笑い……ってか肝尾先輩、それ真似じゃないだろ(笑)。というか、花ちゃんのことを俺たちの妹だ、とか言っているあたり肝尾先輩以外もちょっと可笑しいよ!しかし、そこに登場したのは三年生の先輩達。寄り道する後輩達をしかって解散させたあたりさすがは最上級生、とか思っていたら三年生も花ちゃんを呼び止めた。てか、お前らも歓迎コンパかよ!しかも俺たちの妹とかまでいってるし(笑)。花ちゃんが愛されているのは解ったし、この野球部にバッティングピッチャーとして特例で入部したからって変な扱いを受けることはなさそうでその点は正直かなり安心したけど、同時にこの野球部の状態にもの凄く不安を覚えました(笑)。


最後に、かなり一発ネタだが、鉄鍋のジャンRで「みつどもえでオージービーフの決勝戦かよ」なんて観客が言っているコマに、みつどもえのお父さんと三つ子がいて吹いた。