エレメントハンター1巻
- 作者: 中島諭宇樹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/01/04
- メディア: コミック
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ちょっと漫画の方にも手を出して読んでみたらこっちも面白かった。
漫画版は基本設定等はアニメと同一ながら月刊連載の都合上細かいところは大分変えてあります。ブースターウェアは最初からカー博士が用意してたりね。あと、漫画のレン達は武闘派だったり。さすがにスーパーサイヤ人並みとはいかないけど。
ストーリーも尺の都合か序盤からレンとアリーの関係を強調して描いていたりとそのあたりが好きな人は非常ににやにや出来ます。最初こそアリーの作画微妙じゃね?とか思ってしまったけど、話が進む度にどんどん可愛くなって来るので問題なし。レンがアリーにたんぽぽを渡して、それがアリーがコロニーから脱出する時の鍵というか決意に繋がったあたりはアニメよりも好きかも。
全体的にアニメよりも描ける事象が少ない分、その少ない部分でどれだけ魅せられるかというところに心力を注ぎ込んでいてコミカライズとしてはかなりいい感じ。
今後は漫画オリジナルキャラクターが出てきてアニメとは別の話になるみたいだけど、それはそれで楽しみだったりします。
まあ、その分幾人かのキャラが割を食ったりもしてるけど。ハンナとかハンナとか。それでもハンナはある意味大活躍しているからまだましか。本当に不遇なのはホミの気がする。出番自体はそれなりにあるけどカゲが薄いんだよ……。しかもアニメで出てきた「作られた子供」って設定も拾われるかどうか怪しいし。キアラは少ない出番の中ロドニーとフラグを立てて存在感を出しているのはさすが。
そして漫画のユノも超可愛いです。漫画ではネガアースで元素マスコット型ナビゲーターとしても活躍してるよ!たぶん漫画で声だけだと訳分からない事になるからだろうけど毎回モチーフ元素が変わるそれも非常に可愛い。
そんな訳で漫画版『エレメントハンター』、アニメが好きならかなりお薦めの一品ですよ。