劇場版Fate観てきた

というわけでちょっとした感想。

完全に一見さんお断り仕様にしたのは潔い英断だったと思います。
キャラクターやら聖杯戦争の設定やら何やら純粋に一個の映像作品としてみた場合明らかに説明不足なのだけど、初めからそうした何の予備知識を持っていない層を切り捨て、Fateのファン(最低でもテレビシリーズはある程度観た)にターゲットを絞っているのでそのあたりは全く問題はないかな。むしろ二時間に満たない時間でまとめなければならない制約がある以上、そうした説明を省いてその分他の描写に割いてくれたのは非常にありがたかったです。

で、感想としては戦闘がかっけー!
アーチャーはもちろんセイバーも要所要所で活躍するし、何より個人的に驚いたのは士郎がこんなに格好良かったとは思いませんでした。派手にぐりぐり動く戦い、そして「無限の剣製」に魅了されっぱなしでした。
ストーリーは、序盤ダイジェストで中盤以降は凛ルートの要点を上手く押さえた流れになっていて展開は滅茶苦茶早いけどダイジェストっていう感じはあまりしなかったです。というか尺の都合かみんなあっさり覚悟を決めるのでテンポが良くて楽しかったくらいだったりする。まあ、原作の丹念な描写の積み重ねがあってこそだけど。
あとキャスターに捕まったセイバーはエロかったです。けどあそこでウェディングドレスを着せる意味ないよなあ、原作からそうだが。
そして、士郎とアーチャーの戦いは観ていて俺も投影してぇとか思ってしまう。何か格好良くて気持ち良さそうじゃん、投影って。
まあそんな感じであんまり中身もまとまりもない感想ですが、とにかく無茶苦茶楽しめたってことで。やっぱり凛はいいよね!