文学フリマ行ってきたよ!

雨の中、蒲田にて行われた第十回文学フリマに行ってきました。
ハトプリ観てから出かけたので十時半頃に開場に着いたのだけど、その時既に行列が出来てるなあと思って並んでいたら、開場直前にはかなりの長さになったようで、ちょっと早めに来てよかったなと。もっとも、傘差してたんで後ろを振り向きづらかったので実際どのくらい並んでいたのかは分からず、周りの会話からの推測でしかないのだけど。
開場後、今回の目当てであるノンポリ天皇さんとこの新刊『ぶっころせ!刑法39条ちゃん』を入手した後会場内を適当に散策。『39条ちゃん』以外特に下調べも何もしてなかったので、適当に興味を惹かれた本を見て回って購入したり。しかしそれでも結構なお金を使ってしまった。
その後は会場を出て蒲田のアニメイトへ。蒲田には都合三回行ったけどアニメイトに寄ったのは今回が初めてだ。まあ、今までは場所をまともに調べておかなかったのだから仕方がない。そこで迷い猫のOP・EDのCDとかを購入。いやあ、だんだん癖になるよね「はっぴぃ にゅう にゃあ」。
文フリで入手した本の感想とかは、書く気力とかがあれば書いていこうかと。

週刊少年チャンピオン23号の感想

今週の巻頭カラーはケルベロス。しかしさすがに単独表紙は貰えなかったか……。編集部のケルベロスへの期待度は大きいけど、このプッシュが続くかどうかはもうすぐ発売の一巻の売り上げ次第なんだろう、たぶん。ケルベロスにとってこれからが正念場だなあ。
本編の方は、化物にされようが大事な人を守る力をくれた雪房を景が信頼し、そして雪房がその景の信頼に応えたのがしびれるほど格好良かった。ほんとこの二人のコンビはいいなあ。仇喰が言うように景に知らされていない事実を知ってしまったときや、己が化物となってしまった現実に向き合わなければならなくなったとき、その信頼が揺らいでしまうこともあるかもしれないけれど、敵を目の前にしている今、パートナーと協力して迷わず戦える景の真っ直ぐさは少年漫画の主人公として清々しくて好きだ。戦いが終わって全てが丸く収まるその時まで、景と雪房、この二人が良きコンビであればいいのだけど。けど景の進む道は過酷そうだからなあ、その先にハッピーエンドがあるかどうかは結構怪しそうなんだよなあ。それはそうと倒れている世々さんはなんかこうぐっとくるものがあるよね!

あと今週号で注目すべきはまたもや登場のブラックジャック創作秘話。半分くらいはブラックジャックというか壁村耐三物語といった方が適切なような気もするけど(笑)、絶妙に泥臭い絵が凄まじい迫力を醸し出していてとにかく面白かった。特に原稿を早く上げようと適当な返答をした編集に対する手塚治虫の怒りの形相とか迫力が凄い。そして壁村編集長はこうして漫画でみる分には面白いけど、こんな人現実にいたら絶対にお近づきになりたくないなあと思った。

それと、秋田書店はトンボーの2巻を出してやってください。2巻未発売中!!ってあまりにも悲しすぎる煽りでネタにもし辛いんですが。このスーパーバイトJがタンコーボンが出る布石だったらいいんだけどね。壁村編集長といい秋田書店マジおっかねぇ。しかしジュン・ヌマタはおばさんを可愛く描くことにかけては天下一品だな。可愛く見えるけどよく見るとちゃんとおばさんになっているのがすげぇ!

横浜行ってきた

この週末は久しぶりにお出かけ。
横浜に行ってきました。
まずは中華街で適当に肉まんやらなんやらを食べ歩き。やっぱり中華街のものは美味いなあ。ほんとは店に入って豪勢にいければ良かったのだけどさすがにそんな金はなく。
その後は山下公園へゴー。
山下公園には、かつて日本郵船のシアトル路線として活躍していた氷川丸がシンボルとして飾られていて、せっかくだからと中を見学することにした。
そしたらこれが無茶苦茶楽しいでやんの!
超豪華な一等客室の様子とか昔の設備とかが間近で見られるのもいいし、順路が決まっていて元々の通路に一部敷居が出来ていたりして通れず遠回りしなければならなかったりと、RPGのダンジョン探索気分が味わえたりするのも非常に楽しい。そして機械だらけの機関室はとにかく興奮します。
これが入場料大人200円は非常に安いと思います。
いやあ、ほんとに楽しかったなあ横浜。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ドラマCDが届いたー!

いや、正確には木曜の晩には届いていたのだけれど。
普段はドラマCDの類はスルーする所なのだけど今回買ったのには訳がある。だってよぅ、原作者書き下ろしで「あやせの相談事・羞恥編」なんていうもんがあるなら買うしかないじゃないか!
そんな訳で聞いてみたところ、桐乃の声が竹達彩奈で何か可愛さが大幅アップしているのですが。ドラマCD聞いててにやにやしっぱなしだった。京介は中村悠一で正直京介には格好良すぎじゃないかとも聞くまでは思っていたけど、これが存外嵌ってて良かった。流石プロの声優は凄いぜ。そしてあやせはというと、もうたまんねぇよ!羞恥っていうからもっとエロエロな方向にいくのかとも思ってしまってたけど俺のあやせがそんなことをするはずがなくもっとマイルド(でもオチはある意味デンジャラス)な内容だったけど、なんつーか素晴らしすぎて有頂天だった。てか、あやせと自分の部屋で二人っきりとか京介羨ましすぎるぞコラ。という感じで待たせるだけのことはあったファン感涙の一枚だった、ドラマCD。
そういえば、これまで俺妹って全て京介の視点で物語が書かれていたわけだけど、今回ドラマCDという媒体とはいえ、初めて京介の視点を離れて話が展開したんだよね。サブキャラ同士の関係を書くにはどうしても京介一人称だけってのは限界があるし、今回みたいなドラマCDとか番外編的な短編で京介視点を離れた描写ってのは全然ありだけど、本編では京介視点で綴られた物語って形を貫いて欲しいなあと個人的には思う。俺妹は読んでる時の京介への没入度が半端無くて、それも一つの大きな魅力な訳なので。

境界線上のリンボ1

境界線上のリンボ (1) (まんがタイムKRコミックス)

境界線上のリンボ (1) (まんがタイムKRコミックス)

全く予備知識なしに表紙だけ見て買った一冊だったのだけど、これが面白くて当たりだった。
物語の舞台はタイトルにある異世界との境界線上にある不思議な街「リンボ」。人間とエルフの混血の少女、フゥはその出自から人間ともエルフとも耳の形が違いどちらの世界にも居場所がなく、逃げるようにして「リンボ」にたどり着いた。この「リンボ」は、異世界との境界線上にあるが故に人間もそれ以外も区別なく生活を営む街で、フゥはそこに居場所を見つける。この漫画はそんなフゥの「リンボ」での生活が面白おかしく、そして温かく描かれた四コマなのだ。
健気なフゥや、ちょっといい加減ででも心優しい魔法道具屋の主人でフゥの保護者となる先生、食堂の看板娘で気さくな姉御のネーナに発生機能が付いていないのでラジオがないと喋れない自律機械のアポジーと個性的な面々が出てくるのが特徴で、基本的に登場人物はみないい人ばかりだ。ある意味優しすぎるくらい優しいような感じもあるけれど、それはこの「リンボ」に住む人々が、人間や異世界人のあぶれ者たちが集まっているために、差別されたり苛められたりする辛さを誰よりも知っているからだろう。だから、この漫画に出てくる人々が優しいのは当然なのだ。
そして、フゥやネーナ、そして妖精のアヴリルに先生の師匠と、女の子が魅力的なのもポイント高し。フゥの健気な一生懸命さには妙に癒される。ほんのり笑えて心温まるこのファンタジー四コマ、かなりお薦め。

週刊少年チャンピオン18号感想

今週の表紙は弱虫ペダル。覚醒した今泉が箱学と壮絶なデッドヒートを繰り広げ、エースである金城をアシストする。この辺りの描写が気合いはいりまくりで素晴らしい。そして最高潮を迎える中思いを託して金城を押し、事態は総北と箱学、各々のエース同士の対決となった!
と思ったらまさかのまさかの御堂筋登場だよ!
いや、実際のところそろそろ来るかなーとは思いながら読んでたんだけど、それでも見開きで御堂筋がどわっと迫ってくる様は心底びびったね。いやもういつからこの漫画はホラー漫画になったのかと。不安の種かよこれ。
該当ページを捲る度にちょっと今でも心が締め付けられる程不気味でおどろおどろしいよ今週は。子供時分に読んでたらトラウマになったんじゃなかろうか。
ま、その御堂筋がレースにどんな嵐を巻き起こすのかは非常に気になるところではあるけれどね。

そして今週もう一つの注目はドカベン。先輩のサインを拒否したり併殺確定する前に野手を信頼しているからと早々とベンチに戻ったりと好き勝手に振る舞うルーキー、大友剣に山田が遂に怒りの形相を向ける。山田の顔のパーツとか特に大して変わっていないのにもの凄く怒っているように見えるのはさすがは御大という感じです。それにしても、大体9年近くチャンピオン買ってるけど、山田がここまで怒ってるのみるの初めてかも。大友といい山田といい、最近のドカスパは妙に面白いなあ。

今週の感想はこんな感じで。それにしても、イカ娘の重大発表って一体何だろうね?

週刊少年チャンピオン17号の感想

今週は板垣恵介画業20周年記念ってことで、刃牙特大号!
てことで各界の著名人からのコメントとか載ってます。そんなかでも一際目を引くのがオードリーの春日のコメント。何でお前はそんなに尊大な態度なんだってくらい尊大で、何だか凄い。もちろん春日のキャラクターを加味したネタであり、『メイキャッパー』にまで触れていてほんとに好きなんだなあというのは伝わるのだが、それにしてもあまりにも尊大な態度で、他のコメントと比べて微妙に滑っている様な気がしてならないです。どうでもいいけど「春日」って変換しようとしたら「カスが」って出てちょっとびびった。オードリーの春日、どっちかというと好きな方なんだけど。
ま、それ以上に目を引いたのは何と言っても水島新司御大によるバキVS山田のイラスト。なんつーか色々と凄いというか新鮮というかシュールというか。このイラストだけで今週の元を取った気分になりました。これ永久保存版だなあ。

以下今週の感想

範馬刃牙

バリバリのヘヴィ級ボクサーが出てきて今度こそ烈海王の進撃が止まるかと思ったらそんなことはなかったぜ!一体このボクシングかませ展開はいつまで続くんだ。ていうか今の展開亀田兄弟とか長谷川穂積とか一体どう思ってるんだろ?

イタバキ

板垣恵介の生き様を漫画化したお話。色々と面白かったのだけどとりわけ目を引いたのはこれ。チーフアシって月収100万かよ!アシスタント募集ページの業界最高峰の給与でお待ちしておりますってのは伊達じゃねえな!

弱虫ペダル

ゴール前の攻防。三年で固められたハコガクに対して総北の今泉は一年。そこには経験という大きな差があった。そこで金城が今泉に課したのはこの三日間のレースでの成長。本番での急激な成長ってのは漫画だと定番なのだけどそれをやるのが主人公じゃなくてライバル的ポジションってのは珍しいかも。同じチームの仲間とはいえ。そんなこんなで自分の本質を理解し土壇場で一皮むけた今泉。これから逆襲なるか?そして未だ大きく仕掛けてこない御堂筋の存在も気になるところだ。

バチバチ

教習所生活も終え、力士達は名古屋巡業へ。今週は新幹線のリクライニングボタンを無意識に押さないようにペットボトルのキャップで塞ぐとか、そういう豆知識的な部分が面白かった。そしてこのまま平穏無事に名古屋まで行くのかと思ったら吽形をからかってきた大鵠に阿形が突っかかってきてさあ大変だ。しかし、こうやって突っかかるのは大体鯉太郎だったのに随分成長したもんだ。今週なんて阿形の姿に困惑してたし。

元祖!浦安鉄筋家族

ホラ吹きじじいの嘘話。いつもなら真っ先に面白い嘘をついて回りそうな小鉄がプレッシャーから全く嘘がつけなくなってたのが面白い。しかし、このネタをエイプリルフールどんぴしゃの来週ではなく今週に持ってきたのにはお見事というほかない。お陰で最後まで作中においてもエイプリルフールなのかそうでないのかがはっきりせずオチがもの凄く生きてきた訳で。

はみどる!

ののかー。お前の気持ちはこれっぽっちもかすみに届いてないよ!しかしあかり、人形ないと緊張するとかどこののどっちだよ。しかしのどっちと違い一緒に抱くにはあまりにもその人形は不気味過ぎた。代わりのアイドル時代の衣装着た天知さん34歳にしても、さすがに若作りして羞恥心に悶える姿がかわいいとかいえるレベルを超越してるからなあ。あかりの明日はどっちだ。

ケルベロス

少年漫画王道の修行編。守るために負けられないと決意を吐く景がただただ格好いい。

ドカベンスーパースターズ編

大友剣対岩鬼殿馬。先輩の忠告を聞かず岩鬼相手に悪球投げるとかどこまで唯我独尊なんだこいつ。まあ、こんだけ調子に乗ってるルーキーっていうのは漫画的には面白いのでオッケー。そして遂に来週は因縁の山田との対決だ。自ら山田キラーを名乗る大友剣に山田がどう出るのか、この対決は楽しみだ。

侵略!イカ娘
今週の流れで栄子がオチ担当になるのは意外だった。それにしても今週の話、読んでいて妙に既視感を覚えてしまったけどなんでだろ。いや、別にパクリとかそういう意味ではなく。

ナンバデッドエンド

平穏無事に暮らしたいハズが、今の剛の姿はヤンキーそのもの。今の展開はこれまで築いてきたものが全て崩れそうな危うさを持っていて読んでいて不安になる。というか崩れかけてるね既に。あとは、猛兄ちゃんがどう動くのかな。兄貴らしいところを見せて欲しいのだけど。

聖闘士星矢ND冥王神話

LCの方と設定が違っていて混乱します。一体どっちが正史なんだ!?まあ、アンドロメダの瞬が前大戦の過去へタイムスリップって展開はそれはそれで面白いか。

クローバー

ゲンゲンの過去話。何という木曜の男。しかし、迂闊に木曜の男とか書いちゃうとチェスタトンのファンの人が検索して引っかかっちゃうかもしれないんだよなあ。だったらごめん。

ツギハギ生徒会

円ちゃんお金持ちなんだからゲーム大会主催すればいいじゃん。それじゃダメなのかと思った。

聖闘士星矢LC冥王神話

童虎キター。うーんやっぱり童虎は格好いいね。そして遂に童虎と輝火の因縁の対決が始まるってんで楽しみだ。

クローズZERO

お前等本当に仲がいいなあ。しかし最近喧嘩ばっかりでちょっと飽きてきたのも事実。

AL

対ホシカブト戦決着。ホシカブトも乱暴物で沢山三本角を殺してきたけど、それでも仲間の死を悼み敵を取ろうという思いは持っていた。そして潔く負けを認める強さも。なんつーか土佐弁を話す分牙王と違って人間味(といっていいのか?)のある敵だったなあホシカブトという感じ。何か牙王からアルを庇って死にそうな気がひしひしとするのだが気のせいかな。

ギャンブルフィッシュ

遂にチェンジ麻雀決着。周王銘が己の力を使い果たして敗退という結果に相成りました。しかし、チェンジ麻雀になってからの周の小物っぷりは凄いな。勝てるイメージが浮かばなかったもん。

ANGEL VOICE

ここに来て何かしようと指示のようなもの出す六原学館の監督。だが素人であるが故に、その指示が原因で退場処分を受けてしまう。自分のしたことは余計なことだったのか、そう悩む監督の下に一点とったとの報が!うーん最後に点を取ったシーンをあえて見せなかったりと、展開も演出も上手くてじーんとくる。スポーツ漫画(というか現実のスポーツでもそうだけど)って敵にも味方にもそれぞれドラマがあって、どちらも負けられなくても結果としての勝敗は必ず付くのがある意味残酷で、かつ面白いよなあと思う。

釣り屋ナガレ

だから中年のおっさんが裸で羽根はやして恍惚とする絵なんて一体だれが喜ぶんだよ(笑)!けどカワハギの美味さは十二分に伝わってきた。

シュガーレス

アクションは格好いいけど喧嘩ばっかりは飽きるかも。まあ、次週のマリモの行動に期待だ。

ハンザスカイ

決してめげずに一途な半座龍之介の姿に痺れる。穂波の不良嫌いは、気持ちとしてはよく分かるし不良が更生するよりずっと真面目にしている奴のほうが遥かに偉いってのもその通りだ。しかし、それでもそろそろ半座を認めてやってもいいんじゃないですかい?ってちょっと思ってしまう。てか勝ったら空手部も穂波も好きにしていいっていう口約束が色々波乱を呼びそうだなあ。負ける気がしなかったから本人軽い気持ちで言ったんだろうけど。

風が如く

遂に次週最終回かあ……。今週は、今の友のために決意を固めて動くワープ君が素晴らしく良かった。例え思い出が全て消えようともっていう感じで。しかし、完ってでちゃったから一瞬今週最終回かと思ったぞ。

透明人間の作り方

帰るべき居場所が見つかり透明人間から元に戻れた真二。真二と加奈にとって、そしてこの漫画にとってはまごうことなきハッピーエンド。それでもどこかに心に引っかかりを覚えるのは、真二が元に戻った陰で、居場所が見つからず戻れなかった人がいたからか。
ミキが真二の関係者だということはたぶん読者みんなが予想していたと思う。それでも実の姉であったのはちょっと意外だった。両親からはおろか真二も忘れ去られていたミキ。たぶんミキは真二を透明人間にしたことで居場所を完全に無くしたのだろう。ミキと真二、二人をわけたのはほんの僅かな違いというか居場所を本当のところで求めていたかどうかなのかなあ。まあ、自分でも良く分からないこと書いてるけど、とにかくこの透明人間の作り方、無茶苦茶面白かったということが言いたかった。

木曜日のフルット

何で今週に限って「らしい」なんだよ(笑)。それにしても鯨井先輩は可愛いなあ。鯨井先輩なら昨今の風潮でも堂々と可愛いとかいっても問題ないからいいよね!